夢見るブランカ


頭の中が覗けたのなら

かゆいところに手が届くのにな

 

悲しみはついて回る

喜びはささやかだ

僕らは気づかないふりを

いつまで続けるんだろう

 

住む世界が違うなんて

僕は思わないけど

死ぬまで夢見て生きていこう

 

こんな時代を誰も望んではいないよ

時折見える晴れ間に少しホッとする

 

情けないほどにダサくて

思い通りにはいかない

僕らはいつだって

不器用な生き方をしてきたんだ

 

住む世界が違うなんて

僕は思わないけど

死ぬまで夢見て生きていこう

 

住む世界が違うなんて

僕は思わないけど

死ぬまで夢を見続けるとするよ

 

住む世界が違うなんて

僕は思わないけど

一度点いた火は誰にも消せやしないのさ

 

君の目に光る星が映っている